〜沈殿層からのつぶやき〜
s i n k i n g s l o w l y
生命と国境の話
いやもう、
別にどうでもいい話ではあるんですが、
ウミガメって奴は、すごいらしいですよ。
4月から8月にかけて、
関東から南の太平洋沿岸で産卵するらしいんです。
で、60日ほどで孵化して、子ガメは太平洋へどんぶらこ。
んで、
彼らがどこに行くのかってえと、
これがメキシコ湾沖だっていうからビッツラですよ。
GO!
いや、何がすごいって。
メキシコっていったらあなた、ソンブレロ率100%ですよ。
それっくらいすごい。
メキシコ人
メキシコって奴は
数字にして日本近海から10000km離れてるってくらいすごい。
すごいすごい。
そこで育った彼らのうち、メスのウミガメは、
20〜30年後にまた日本に帰ってきて、
泣きながらまた産卵するわけなのです。
BACK!
いやあ、生命って奴はすごいよ。
んで。思ったんですが。
浦島太郎って奴、いんじゃん。ね。
あいつさ、思うにさ、
海岸でウミガメの背中に乗ったんだと思うのね。
辿り着いたアメリカで、
タンゴだとかドンタコスのステップだとか、
不思議なものを見てくるわけさ。
で、ウミガメに乗ったまま帰ってきたら、
30年過ぎてるわけじゃんか。
太郎ちゃんが動物愛護精神を振り翳した時が25だとして、
帰ってきたのは55歳。
当時の寿命にしてはきっとじじいですね。
うむ。
謎、とけたじゃん。
・浦島太郎は、ほぼメキシコ人だ。
浦島さん(55)
どっかの日文学科の学生さんに、
卒論のテーマとして売れないかしら。
それでは。
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