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番 外 編

ROAD to FRANCE
〜アメリカ横断お笑いウルトラクイズ漂流記〜


第20章  第4チェックポイント ロサンゼルス



過酷。



栄光のドジャースタジアム
シートバッティングクイズ


悪戦苦闘編


ゲーム性が高く、
それでいて過酷なルールのこのクイズ。
しばし呆然。
しかしすぐに立ち直る。


うむ。この立ち直りの速さ。よし。
連発される迷惑メールよりも早いスピードだ。



そう!
落ちるのは
オレサマ以外の誰かなんだ!





さっそくお題と向き合う僕さ!

 
 
ストレート


あなたは弱小球団「北千住イロトリーズ」の監督です。
そんな弱小球団にも生意気にブロックサインがあります。
「盗塁」のサインは「帽子を触る」
「バント」のサインは「腰に手を当てる」
では「今日、試合が終わったらみんなで飲もう」のサインは?
  
 

 
 
うーん。


かわとう


ひとまず、前回の論文タイトルボケがうまくいかなかったんで、
今回もパラドクス系っぽい奴から行ってみるかな。

 

買ってきてあるビールを試合中に飲みきってしまったら、
試合後に飲み直しのサイン。
  


  パラドキシカルではないけれど、こんなもんかな。
「試合中から飲むなよ!」っていうツッコミ待ちのボケですよ。
でも、ちょっとベタかなあ。

別のを考えよう。 





盗塁やバントを失敗した奴が出たら、
それがそいつのオゴリ決定というサイン。
  
 
 
うーん。
普通にありがちな風景かもだなあ。
ボケとしてのパンチは弱いなあ。
残っているメンバ、一筋縄では通用しないしなあ。



もうちょっとだけ、
毒っぽい要素をふりかけてみよう。

 

夫婦仲が悪く会社でも風当たりの悪い沢渡さんが真っ青な顔をしていたら、
今日も試合後に「励ます会」開催のサインだ。
  


 
「ケンカで負けて、野球に逃げて来たんだな」
っていう、
そんな風景を受け取ってもらえれば、これはまあまあのデキかな。

もうちょっとコンパクトに改良してみようかしら。

 



リストラ寸前の沢渡さんが夫婦喧嘩後に試合に来てたら、
何も言わずにチームメイトみんなで、今日も励ます会開催。
  



 
語呂はまあまあかな。
でも、サインっぽくなくなっちゃうかなあ。
ま、いいか。こいつで行ってみよう。

 


 
 
 
 
スライダー


こんなウォータースライダーはちっとも楽しくない!

 

 
ウォータースライダーって、
プールにあるアレだな。クネクネの。




多分僕は、一生、あんなのやらんだろうなあ。
テレビでバカギャルが滑ってるのは観るけど、
実感がわかないなあ。


ウォータースライダーにまつわるキーワードってなんだろ。
夏、遊園地、スピード、恐怖、順番待ち、、、


ここに出てくる恐怖ってのは、
皆が積極的に受け入れたがる種類の、
「ポジティヴ恐怖」って奴なんだよな。
そこらへんをいじれないかな。



つまり、これって、明るい雰囲気に彩られた、
安心できる恐怖なんだよな。


ここに、異形の恐怖ていうか、
暗いオーラを放り込んでみたらどうだろう。


 

入水自殺をしようと、太宰治が海パン姿で列に並んでいる。

 


おっ!
よくないコレ?コレよくない?


目の下にタテ線が数本入っちゃった暗い海パン野郎が、
ギャルとかに混じって、並んでんの。
で、悲壮な顔で、滑るのさ。シューッと。


で、結局、下まで滑り切っちゃって、「死ねない」なんてボソっと言って、
ワンスモアチャレンジてな感じで、もっかい列に並ぶんさ。

よくなくなくなくなくなくないこれ?
俺メモれコピれこのボケキープだ!



 
 
 
カーブ


何事も曲がったことが嫌いな沢渡さん、
そんな沢渡さんが怒り狂った出来事があったそうです。
どんなことがあったのでしょうか?


 
曲がったことが大嫌い〜♪
はーらーだ、たいぞーです♪

ちょっと懐かしいテーマ。



このタイプのお題は、
「あっ、これって確かに曲がってる!」という”あるある”を、
うまい具合に料理できた人の勝ちですよ。たぶん。

さあ、曲がった物を探すぞー。
じっと手を観る自分。

 

生命線が曲がっている自分に激怒し、
まがりっぱなをカットして、短く整形。
 

 
うん。こういう奴。こういう奴。
でも、これはありがちなネタかなあ。



 


ワンカップ片手に七輪の上のスルメを見て激怒。

 
だんだんキュルーっと曲がってきて、
んまっ!と丸まった所で、
大沢啓示の如く「喝ッ!!!」



んー。ちょっと弱いかな。
酒と沢柳さんの関係性がもうちょっと出せていたのなら、
アリかもだけれど。

 




ここはちょっくら、
パラドクス系で行ってみましょ。

 


同窓会で「なんだかおまえ、人間的に丸くなったな」と言われて激怒。
慌てた旧友に「やっぱり丸くなってなんかいなかったよ!昔のままだ!」と
訂正され落ち着く。
「あれ?もう納得したの?やっぱりお前、丸くなったよな」 激怒。

 

 
人間が丸くなる、っていう表現な「あるある」です。
会話系にまとめてみました。
どうでしょうか。
まあまあのデキな気がします。

 
 


 
フォーク


試験間近の受験生には「落ちる」という言葉は縁起が悪いので禁句ですが
この他にも「こんな時にこんな言葉は禁句!」というのを教えてください。
 



 
くわー。


河合塾


これはなんだか、難しいなあ。
「こんな言葉が禁句になるのかぁ!」というパンチを、
「こんな時」っていうシチュエーションで描かなくてはならんと。


自由度の高さっていうのは、
お題に揚げ足を取る方向からボケを考える自分にとって、
ちょっと辛かったりするんだよなあ。



禁句な言葉・・・
禁句に出来る言葉・・・
面白げなシチュエーション・・・
面白げなシチュエーション・・・

 

スパイとして潜り込んだロボットサイボーグに、
「どうした?なんかお前、ギクシャクしているぞ?」

 


 
「ギクシャクしているぞ」
が禁句。

禁句に成り得そうもない言葉を出すことには成功かもだけど、
シチュエーションがよくわからないなあ。
「ギクシャクしているぞ」って言った側・言われた側、
この後、どうなるのかがよく見えない。


んでも、「ギクシャク」をもうちょっと活かしてみようかな。
ロボットにギクシャクって言えないシチュエーションは、っと。

 



「ごめんなまさる、実は父さんは、ロボットだったんだ。」
「そんな!?父さんは人間じゃなかったというの?」
「今まで黙っていたお父さんを許してくれ・・・まさる。」
「待ってよ!それじゃあ僕は、僕は一体誰なんだよ!?」
「お前は、まさるだよ。今まで通り、お父さんって、呼んでくれるよな?」
「・・・・・・父さん。」
 

 
ありえねえドラマをでっち上げてみましたよ。
ちょっと発想の跳び方が自分的には良い感じに思えますよ。


でも、シチュエーション自体はこうだけれど
「ギクシャク」をうまく出すことができないじゃんか!
なんか惜しい気がするよ!



配役を入れ替えてみよう。
 


「父さん!僕って、僕ってロボットだったのかい!?」

「そそ、そ、そんなことないぞまさる!      
 まさるは、、人間だ! 父さんの、子供だ!」

「本当のことを言ってよお父さん!僕はロボットなんだろ!?
 本当の事を教えて!」

「何を言ってるんだ! まさるは、、、人間だ。  ・・・安心しろ。」

「お父さん・・・ 本当に、 本当に、 信じて、 いいのかい・・・?」

「大丈夫だ。 いつも通り、 『お父さん』って、 呼んでくれ。」

「・・・お、 ・・・・・・お、   お父さん・・・。」



「アラまさるちゃん、どうしたのお父さんを前にギクシャクしちゃって。」
 


 
最後にお母さんを出して、子供にダメ押し。
うむ。ちょっと力作っぽいぞ。
どうだんしょ!






 
 
 
うーん。
自分で言うのもナンだけど、
今回はどれもデキがいいように感じるぞ!


もしかしたら、どれかのボケが、
一位を取れるんじゃねーの?

 


ええと、
今回はボケの順番も重要なんだな。

んー。

これは細かいヒットでランナーを溜めて、
最後で長打を打って、大量得点。
だから、一番自信のある、
太宰のボケを4番打者にして、、、


ええと、出来た!



ギクシャク

人間丸くなった

イロトリーズ

太宰

 




どうだ!このオーダー表!

上位
3/4に入れば、ヒットになるわけだから、
このボケ群だったら内野ゴロはあり得ない!
最後の太宰でホームランで、4点だって、目じゃないぜ。


うっひゃあ、どうしようどうしよう。
この地で優勝候補に名乗りを上げちゃったらどうしよう!



 



ここで後日談をはさむが、この時の自分の勘違いっぷり。
凋落の兆しは、ここで完璧な物になっていたのである。

 
 
結果編へ続く。

 
 




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